今回はDREAM GATE(ドリームゲート)と呼ばれる支援プロジェクトについて見てみたいと思います。まずはそのホームページ(http://www.dreamgate.gr.jp)の紹介文から説明を抜粋してみましょう。
「起ちあがれニッポン DREAM GATE(主催:財団法人ベンチャーエンタープライズセンター)は経済産業省の後援を受けてDREAM GATE運営事務局が行なう起業・独立支援サービスです。我々は起業・独立を目指す一人一人の挑戦を様々な形でサポートし、夢を実現していただくために良質なサービスを模索し提供していきます」
このように、DREAM GATEは起業を目指す人々を応援する国家的プロジェクトなのですが、具体的なサービスとしては、インターネットを活用しての「専門家アドバイザーへの無料相談・面談」「セミナー・イベント実施」「独立・起業のための情報提供」「コンサルタント派遣」などの活動を行っています。
DREAM GATEには全国で230名の専門家アドバイザーが登録されており、「法人(会社)設立手続き」「IT・情報化」「ビジネス革新・経営戦略」「ビジネスプラン」「経理・会計・税務」「特許・知的所有権」「販路開拓・市場調査」「特別分野・その他」「人事・労務」「許認可」「法律」「コーチング」「e-ビジネス」「資金調達」「著作権」などの分野にグループ分けされています。起業をしたい人、起業をして数年以内の経営者は、これらの分野での具体的な質問を全国のアドバイザーに無料でメール質問でき、原則24時間以内に回答してもらえるというサービスが行われています。また、実際に会っての面談も無料で行えます。
DREAM GATEはまた、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州、沖縄と、全国9ブロックに分かれたエリアネットワークをもっており、毎週・毎月のように全国のどこかでセミナー活動が行われています。北海道でも、札幌ビズカフェB2などと連携したセミナー・マッチングイベントを毎月開催し、かなりの反響を呼んでいるようです。
このDREAM GATEプロジェクトの特徴は、その対象者を「将来起業しようと考えている方」から「実際に起業して数年の経営者」まで、幅広い起業家を対象として具体的なサービスを実施している点にあります。立ち上げ前の起業家、立ち上げ後まもない中小企業経営者は資金力が乏しいのが一般的でありますから、無料や低価格で企業相談・情報収集が行えるDREAM GATEは、かなり有効であると考えられます。詳細については、ホームページ(http://www.dreamgate.gr.jp)をご覧下さい。
(筆者:佐々木 恵一(38) ササキ財務経営研究所代表 中小企業診断士、証券アナリスト。略歴:金融機関、シンクタンク勤務を経て平成15年7月から開業、事務所は札幌市産業振興センター3階)