北海道ITレポート2007~北海道IT産業は、本年度に4千億円産業へ到達することを観測~
平成19年度北海道IT産業実態調査「北海道ITレポート2007」が(社)北海道IT推進協会から発刊されました。 本レポートは、昭和57年度以来、経済産業省北海道経済産業局が道内のIT産業の実態を定量的に把握するため実施していた「北海道情報処理産業実態調査」の内容を、平成18年度から(社)北海道IT推進協会が引き継ぎ、取りまとめたものです。
調査結果のポイントと結果を受けての当局の対応
今回公表の「北海道ITレポート2007」においては、道内主要産業の一角を担う4千億円・従事者1万9千人産業への成長、業界業況の好調さ、新規雇用創出産業としての産業価値の拡大が明らかとなりました。
しかし、首都圏需要依存成長であること、道内各種産業振興に資するIT活用への貢献(道内産業需要拡大)が途上であること、人材確保・育成の困難さが継続されていることも同時に明らかとなっています。
また、今後の首都圏をはじめ我が国の情報サービス市場全体が大きな拡大方向にあるとは考えられず、本道より深刻な首都圏等のIT人材難を背景にした北海道IT産業の規模拡大とみるべきであり、現在の成長要因が今後長期間にわたり続くものとは考えづらい状況です。
北海道経済産業局が提唱し、北海道情報産業クラスター・フォーラム(IT企業等約300社加入)及び関係機関とともに推進中の「北海道ITイノベーション戦略」においては、(1)北海道IT産業の構造改革、(2)IT活用拡大による地域産業との好循環、(3)海外の戦略的活用の3テーマと、そのための具体プロジェクトを掲げているところです。
北海道経済産業局としては、本道IT企業が多層的な下請構造の下層位置から脱却、地場産業向けの需要を積極的に開拓して地域産業との発展の好循環を形成、また国際的に先進的なレベルのIT技術を発信、海外への積極的展開等を進めるため、引き続き「北海道ITイノベーション戦略」10支援プロジェクトの推進に努めてまいります。
北海道ITレポート((社)北海道IT推進協会のウェブサイト)
http://www.hicta.or.jp/report/
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