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札幌の元気企業

株式会社ナシオ(2008年12月取材)

代表取締役社長 平 公夫 氏

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〒063-0849
札幌市西区八軒9条西10丁目448番地9
TEL(011)642-5155(代)
FAX(011)631-8365
URL http://www.nasio.co.jp/(新しいウィンドウが開きます)
ナシオ本社の社内風景

ナシオ本社の社内風景

“商品を運ぶ問屋”から
“情報を運ぶ卸”への転換

各売場の商品陳列シミュレーションも可能

各売場の商品陳列シミュレーションも可能

1970年(昭和45年)の設立以来、株式会社ナシオは菓子卸売業を中心に業績を伸ばしてきた。しかし同社は、ビジネスモデルの変革にいち早く着手。 小売店が独自に配送センターを持ち、商品の納入方法が個店配送から共同配送へ変化していくことを見越して、“ものを運ぶ問屋”から“情報を運ぶ卸”への転 換をはかるべく、市場の変化に柔軟に対応する「リテール(※)サポート」を推進した。
同社における「リテールサポート」とは、セールス全員が顧客の菓子売場のデータを個別に分析し、市場の情報に基づき刻々と変わる消費者ニーズを予測しな がら、消費者が喜ぶ売場作りの提案・サポートを継続的に行うことを指す。具体的には受発注体制から物流オペレーション、POS分析、経営情報までを自社開 発システムにより連動させ、各売場のバイヤーの業務をサポート。販売企画や納品数量を算出するなど、スピーディな分析・検証に裏打ちされた売場プロデュー スで小売店の売り上げを上げることに関わる、流通サービス業への業態変革に取り組んでいる。

北海道から全国へ!安心・安全なお菓子を提供

ナシオのシステムを支える自社開発のサーバ

ナシオのシステムを支える自社開発のサーバ

また近年、食の安心・安全に対する消費者の意識が高まっていることを受け、2008年(平成20年)4月に首都圏本部にQ&M(QC(※)& マーケティング)推進部品質管理課を発足。市場に安心で安全な商品のみを供給することを目的に、151項目にも及ぶ厳しい自主規制を設け、製造メーカーの 工場チェックや表示内容確認を行うなど、品質管理レベルの向上にも力を注いでいる。
さらに北海道で創業した企業として、地元の素材や北海道らしいデザイン・自由な発想にこだわったオリジナル商品を、地元メーカーと共同で開発。コラボ レーションブランド「ほっかいどう菓子本舗」の各種商品をはじめ、「細雪のレガロ」「北の想い出」といった観光客向けの商品も展開している。
同社は2007年(平成19年)から2008年(平成20年)にかけて、札幌本社に続いて、首都圏にも本部機能を追加したほか、各地に支店をオープン。 主要都市を網羅し、国内全域をカバーする体制を整えた。代表取締役社長の平氏は「地域経済が厳しい北海道では、他の地域に先立って様々な業種で再編が進行 した。早くからそうした経験をしたことで培われた知恵やノウハウは、今後ますます不況が深刻化するであろう全国各地でも十分に通用するはず。これからは北 海道での経験を各支店に発信し、地域に根ざした地場卸としての地位を築いていきたい」と語っている。
※ リテール/一般消費者向け小売 ※ QC/Quality Control・品質管理活動のこと

企業データ
会社概要

設立/昭和45年(1970年)11月
代表者/代表取締役社長 平 公夫
資本金/5,683万円
従業員数/480名(平成20年4月現在)

沿革

昭和45年 株式会社ナシオ設立
昭和51年 ナシオブランド1号「ホワイトチョコレート」を発売
昭和59年 展示場とコンピュータセンターを併設した札幌西支店事務社屋を建設
昭和60年 ナシオ総合情報システム完成
平成10年 新シンボルマーク導入
4代目平公夫、代表取締役社長に就任
平成11年 クライアント・サーバーシステム完成
平成12年 東北支店開設
平成15年 関西支店開設
平成19年 東京都港区に首都圏本部開設
広島市に中四国支店開設
福岡市に九州支店開設
平成20年 名古屋市に中部東海支店開設

取引先

(株)セブン-イレブン・ジャパン
(株)イトーヨーカ堂
日本生活協同組合連合会
ポスフール 他

開発実績・製品

・細雪のレガロ
・北の想い出
・れあメル
・美瑛のおいも
・ほっかいどう菓子舗 など

事業内容

・菓子卸売業

(2008年12月取材)