代表取締役社長 大和 寛 氏

TEL: 011-252-2115
FAX: 011-252-2117
URL http://hokkaido-takarajima.com/(新しいウィンドウが開きます)

スタッフの皆さん
※平成28年4月より「(株)北海道宝島旅行社」に社名変更。
創業 ~札幌発の旅と大人の遊びをご提案いたします~
(株)北海道宝島トラベルは、“ワカサギ釣りツアー”“牧場セグウェイツアー””畑で野菜収穫”といった道内の体験交流型プログラムと、外国人個人旅行者向けにカスタムメイドの旅行を企画・販売する旅行会社である。
社長の大和氏は長年旅行業界に勤めていたが、49歳の時に会社が倒産。今後どうするかを模索する中で、北海道の体験プログラムを紹介するWEB運営会社「(株)北海道宝島旅行社」に出会う。そこでは海外版サイトを作り外国人観光客を取り込もうとしていたが「体験はしたいがどこに泊まったらいいのか」「行き方が分からない」といった声が多いことを知る。もしかすると“体験”をしたいができない人がいるのではないかと思い、それを解決するため、平成22年12月24日に(株)北海道宝島旅行社の子会社として会社を設立。同時に、札幌市産業振興センターのインキュベーション施設「スタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)」で事業を始めた。
設立翌年には旅行業免許を取得し、自社の英語版WEBサイトも開設。これからという時に東日本大震災が発生。外国人観光客の日本離れが進み、全く問い合わせのない状態が1年ほど続いてしまう。それでも「将来、絶対にインバウンドが北海道経済にとって重要になる。」と“さっぽろベンチャー支援事業”に応募し支援を受ける。
その支援により主要ターゲットと考えていたシンガポールへの出張やWEBマーケティング等、今につながる活動ができたという。その頃に作った札幌近郊の体験プログラムは今では事業の大きな柱の1つになっているそうだ。「小さな会社でしたから、一番苦しい時に支援してもらえたことは大変助かりました。色んな意味で恵まれていたと思う。」と大和社長は振り返る。
北海道は宝島!
当社には2つのミッションがある。1つは「北海道を世界有数のリゾート地にすること」。そのために海外富裕層の方々の思い出に残る旅行をカスタムメイドし、一度きりのお客様ではなくリピーターになってもらいたいと考えている。これまでの旅行会社が海外から呼び込むのは団体旅行であり、その手配をするのが主流であった。しかし経験上、世界中にはカスタムメイドの旅行を好む富裕層がたくさんいるということを見てきた。彼らを呼び込むことが、北海道経済の活性化につながると感じている。
もう1つには「地域にある宝物を見つけ、体験プログラムとして商品化すること」。北海道の一番の宝物=魅力は“人”であり、ガイドブックには載っていない地域の人々との交流を通して新たな北海道の魅力を知ってもらい、地域経済も潤うような仕組みを作っていきたいと語る。現在、八雲町の農家の協力を得て、外国人向けに餅つきをして一緒にお雑煮を食べるプログラムも始めた。全道を歩き回り、地域住民と知り合う機会を作り出し、新しい地域プログラム作りに取り組んでいる。
▲ワカサギ釣りツアー ▲乗馬体験 ▲餅つき体験
ミッションを実現するために
北海道におけるインバウンドは4大エリアといわれる台湾、中国、韓国、香港が大多数を占めている。新規参入するからには新しい市場を切り開くのが務めであると、東南アジアを中心に欧米にも目を向ける。志を同じくする本州の旅行会社とも提携して日本の宝物を発信するネットワークづくりにも力を入れる。
最近では各国の海外富裕層向け商談会に参加するだけではなく、海外で自前の商談会を開催し富裕層向けコンテンツ紹介のセミナーも行う。より多くの人に北海道の良さを伝えるため、そしてミッション実現に向け積極的な活動を行っている。
企業データ
■会社概要
・創業/平成22年12月24日
・代表者/代表取締役社長 大和 寛
・資本金/360万円
・従業員数/15名(2016年1月1日現在)
・事業内容/北海道内の体験型交流型プログラムの企画と販売
外国人個人旅行者へのカスタムメイド旅行の販売
北海道内の地域活性のための観光コンサルティング
・関連会社/株式会社 北海道宝島旅行社
LLC北海道観光まちづくりセンター
■沿革
平成22年12月 株式会社 北海道宝島トラベル 設立
札幌市産業振興センター「スタートアップ・プロジェクトルーム(SPR)」で事業スタート
平成23年 2月 第3種旅行業免許を取得、ホームページ開設
9月 さっぽろベンチャー支援事業 採択
平成24年 3月 事務所を中央区へ移転
平成26年12月 第2種旅行業免許を取得