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札幌の元気企業

株式会社ヤマチ工芸社(2008年5月取材)

代表取締役 佐藤 英行 氏

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〒001-0915
札幌市北区新琴似町579番地
TEL(011)762-1515 FAX(011)762-1556
URL http://www.yamachikougei.jp/(新しいウィンドウが開きます)
立ち上がり着座介助機能付きソファ「エンレイ」

立ち上がり着座介助機能付きソファ「エンレイ」

ソファでの立ち上がり・着座をサポート
産学連携から生まれた画期的技術

座面が持ち上がる様子

座面が持ち上がる様子

応接家具の製造・販売で長年の実績を持つ同社は、数年前からユニバーサルデザインの家具開発に取り組んでいる。
今回、札幌市ものづくり産業活性化支援事業に採択された立ち上がり着座介助機能付きソファ「エンレイ」も高齢者に限らず幅広いユーザを想定したもので、北海道大学大学院情報科学研究科・高橋誠准教授との共同開発により生まれた。
立ち上がり着座介助機能とは、座った状態で肘当部分の飾り木を手前に引くと、座面後部が持ち上がり、下から腰を支えるというものである。福祉用家具など は電動で座面を昇降させるものが多いが、この製品は電動ではなく自動車部品として使われているガススプリングを採用。動力を必要としない省エネルギー仕様 のうえ、モーター音などもなく、重量も一般的なソファと変わらない程度に抑えている。
また、一般家庭のリビングルームに置いても違和感のないデザインに仕上げており、張り地も革・ソフトレザー・布などから選べるようになっている。3人掛 け用ソファ(立ち上がり着座介助機能なし)とセットで購入することも可能。今後は、テーブルやオットマンなどのアイテムを揃え、トータル家具として提案し ていく計画だ。

エコロジーブームを追い風に新たな領域へ進出

yama_sub01エンレイの製品化を契機に、 同社では機能性を持った家具の開発意欲が高まっている。ユニバーサルデザインとは、すべての人にとって使いやすく快適な製品を目指した考え方であり、エン レイのように一般消費者にも購入しやすい機能とデザインを実現した製品は、今後ますます需要が高まると考えられる。代表取締役の佐藤英行氏は「福祉家具の ような特定の用途を意図したものではなく、誰もが快適に使える製品の開発を続けていきたい」と意気込みを語る。
また、エコロジー時代に向けた新たなビジネス開拓にも取り組み、家具のリフォーム業務を拡充した。以前からソファの張り替えや補修・修理などのオーダー に応じていたが、年々高まるにニーズに応え、家庭用から業務用まで幅広く取り扱う体制づくりを進めている。さらに、飲食店や公共施設などに納入されるコン トラクトファニチャー(別注家具)の製造・販売にも着手。コントラクト分野は海外製品が多くのシェアを占めているが、国内生産ならではのクオリティを目指 し、技術の研鑽に努めている。

企業データ
会社概要

設立/平成15年(2003年)5月
代表者/代表取締役 佐藤 英行
資本金/1,000万円
売上高/3億2,600万円(平成19年2月期)
従業員数/26名(平成20年4月現在/パート・アルバイト・準社員含む)

沿革

昭和40年 ヤマチファニチャー工業(株)発足
昭和43年 本州販路拡大のため、同系家具3社による共販会社 ヤマチ家具販売設立
平成8年 自社販売開始
平成15年 ヤマチファニチャー工業より椅子生産部門を分離しヤマチ工芸社を設立

取引先

(株)オリバー
(株)光製作所
(株)ニトリ
(株)東京インテリア
(株)村内ファニチャーアクセス など

事業内容

・応接椅子(ソファ)の製造・販売
・特注家具の製造・販売・施工
・一般家庭用・業務用家具のリフォーム(張替・塗装など)

(2008年5月取材)