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札幌の元気企業

株式会社シーズ・ラボ(2007年11月取材)

代表取締役社長 山田二郎氏

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〒060-0002 札幌市中央区北2条西1丁目1番地
マルイト札幌ビル7階
TEL(011)233-3820(代表) FAX(011)233-3933(事務室)
URL http://www.cslab.co.jp/(新しいウィンドウが開きます)
ジオコンポで生成した札幌市街地図

ジオコンポで生成した札幌市街地図

電子地図のノウハウを活かし
組込みの代表格・カーナビ分野で世界市場へ

社内の様子

社内の様子

株式会社シーズラボは、設立当初から電子地図、データベース、画像処理などを手がけ、株式会社ゼンリンとの協業の歴史の上に、カーナビゲーションシステムや自社開発の3DGISエンジンなどで実績を重ねている。
特にここ数年急成長しているのがカーナビ分野である。カーナビ先進国である日本ではソフトウェア開発の大規模・広範囲化が加速しているが、同社では十数 年にわたって蓄積してきたノウハウをもとに高度なスキルを発揮。膨大な地図データをシームレスに高速編集する技術力は国内トップレベルを誇る。
平成18年には自動車用音響・映像機器、情報通信機器などを扱うグローバル企業アルパイン株式会社と資本・業務提携を結び、アルパイン社のカーナビ世界 戦略の一翼を担うこととなった。近年は海外でもカーナビ普及率が高まっており、同社のソフトウェア開発力はワールドワイド市場への展開に大きく貢献するも のと期待されている。
今後、カーナビは多機能・高性能化が一層進み、走行制御や情報通信も担う車載ネットワークの中枢になると予測されている。同社では、カーナビそのものの進化にも注目しつつ、周辺技術の動向に幅広く対応していく考えだ。

グローバル化と地域貢献を両輪とする事業展開

2007年Oracle Hokkaido award トロフィー

2007年Oracle Hokkaido award トロフィー

カーナビでグローバルなビジネスを展開する一方、ITを通じて地域企業を支えていくことも同社の大きな役割となっている。中でも情報の可視化や三次元データの高速表示技術は同社の最も得意とするところであり、これらの技術を活かした新たな事業領域への展開を図っている。
そのひとつが、バイオインフォマティクス分野である。バイオ業界では遺伝子情報などの膨大なデータを可視化・高速処理する技術が求められている。同社で は平成14年からバイオ産業情報化コンソーシアムに参画し、インターネット上で稼動するヒト遺伝子統合データベース(H-InvDB)のシステム開発を通 じて、バイオ分野におけるビジネスモデルの構築を目指している。
さらに、データベース技術の根幹を支えるOracle(オラクル)関連分野では、「北海道でオラクルといえばシーズ・ラボ」と称されるほどの実力と実績 を持つ。技術研修やコンサルティング事業にも力を入れ、現在は札幌と仙台の2カ所でオラクル認定研修会場を運営している。
同社は、最新のIT技術やトレンドを地域に確実に届けることを使命のひとつと位置づけ、地元企業や研究機関への支援を積極的に展開している。

© デジタル・アース・テクノロジー株式会社、株式会社 ジオサイエンス、株式会社 ゼンリン(Z07KA第069号)

企業データ
会社概要

設立/平成3年(1991年)2月
代表者/代表取締役社長 山田 二郎
資本金/7,898万円
売上高/12億6,700万円(平成19年3月期)
従業員数/110名(平成19年10月現在)

沿革

平成3年2月 資本金1,100万円にて設立
平成8年1月 北九州開発センター開設
平成10年4月 横浜開発センター開設
平成12年10月 「北の起業家」優秀賞受賞
平成18年1月 本社社屋移転
平成18年2月 アルパイン(株)と資本業務提携を締結
平成18年3月 資本金7,898万円に増資

取引先

アルパイン(株)
(株)ゼンリンデータコム
(株)エムビーエイ
日本オラクル(株) ほか

事業内容および開発実績

・カーナビ用地図データベースおよび評価・検証ツールの開発、カーナビ用アプリケーションソフトの開発
・自社開発製品3D-GIS「Geo Compo(ジオ・コンポ)」を使った受託開発
・教育研修およびコンサルティング(オラクル)
・バイオインフォマティクス分野における創薬システム開発および各種データベース構築

(2007年11月取材)