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札幌の元気企業

株式会社アットマークテクノ(2007年11月取材)

代表取締役 実吉 智裕 氏

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〒060-0035 札幌市中央区北5条東2丁目AFTビル6階
TEL(011)207-6550 FAX(011)207-6570
URL http://www.atmark-techno.com/(新しいウィンドウが開きます)
Armadillo-500

Armadillo-500

小型・高性能・低消費電力の組込み機器開発で
多品種少量生産のプラットフォームを提案

新SUZAKU-V

新SUZAKU-V

株式会社アットマークテクノは、産業機械や家電などの分野を中心とした組込み機器開発企業として全国的な知名度をもつ。主力商品はLinux対応小型 CPUボード「Armadillo(アルマジロ)」シリーズと、Linux対応小型FPGAボード「SUZAKU(朱雀)」シリーズの2ライン。「アルマ ジロ」シリーズでは平成19年(2007年)7月に新製品の「Armadillo-500」が発売された。これは、最新鋭のARM11を搭載した超小型 CPUモジュールと、各種インターフェースを搭載した拡張ボードをセットにした製品構成になっている。従来の一体型CPUボードと異なり、中核機能がモ ジュール化されているため、カスタマイズする際は拡張ボードを再設計するだけで済む。より多様な用途に応えると同時に、開発期間とコストを大幅に抑えるこ とが可能だ。OSはLinuxのほかWindows Embedded CEやμITRONなどにも対応している。
さらに、同年10月には最新鋭のFPGAを搭載した新しい「SUZAKU-V」がリリースされた。SUZAKUはFPGA(*)をベースとした組込み機器 のプラットフォームである。カスタマイズの容易なアルマジロとユーザーサイドでの自由度を確保したSUZAKU。それぞれに個性的な2つのブランドが、 ユーザーニーズに応じた柔軟なソリューションを実現している。

* FPGA/ソフトウェアのようにプログラミング・書き換えが可能な半導体デバイス。設計工程が専用半導体や専用ハードウェアより容易なため、組込み機器などの設計期間を短縮することができる。

カスタマイズ・パートナーとともに成長路線を描く

ESEC(組込みシステム開発技術展)にブース出展(2007年5が圧:東京ビッグサイト)

ESEC(組込みシステム開発技術展)にブース出展(2007年5月:東京ビッグサイト)

「アルマジロ」シリーズ は、個性的かつ汎用性の高い製品としてここ数年着実にユーザー層を広げている。それにともないカスタマイズのオーダーも急増し、多様なカスタマイズに対応 する製造・実装部門の拡充が急務となった。そこで、同社は電子機器製造に特化した企業グループEMS-JPと連携し、カスタマイズ・パートナー事業をス タートさせた。同社の技術者がパートナー企業に対しアルマジロ製品に関する知識・技術のトレーニングを行い、CPU開発以外の開発・設計・実装を委託す る。パートナー企業にとっても、アルマジロという認知度の高い製品のカスタマイズを担うことで受注先が広がることが期待され、すでに10社以上の企業がカ スタマイズ・パートナーとして登録されている。
また、近年は環境問題への意識の高まりから電気・電子機器の低消費電力化への取り組みが推進されているが、アルマジロは開発初期からいち早く低消費電力を 実現しており、この点でも優位性を保持している。同社では時代の追い風を受けながら、パートナー企業との連携を深めつつ、次世代の環境対策を先取りしたソ リューションを展開していきたいと考えている。

企業データ
会社概要

設立/平成9年(1997年)11月
代表者/代表取締役 実吉 智裕
資本金/9,000万円
従業員数/22名(平成19年10月現在)

沿革

平成9年11月 (有)アットマーク設立
平成13年4 株式会社へ組織変更 (株)アットマークテクノに社名変更
平成13年11月 Linux対応小型CPUボード「アルマジロ」開発
平成15年11月 Linux対応小型FPGAボード「SUZAKU」開発
平成17年4月 ザイリンクス社とコンサルタント契約を締結

取引先

東京エレクトロンデバイス(株)
(株)PALTEK
アルファ電子(株)
菱洋エレクトロ(株)

事開発実績・製品

・Linux対応小型CPUボード「Armadillo」シリーズ
・Linux対応小型FPGAボード「SUZAKU」シリーズ

事業内容

コンピュータ組込み機器のハードウェア、ソフトウェアの企画・設計・開発・製造・販売

(2007年11月)