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札幌の元気企業

北海道磁気印刷株式会社(2007年7月取材)

代表取締役 佐々木 徹 氏

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ノベルティグッズとして好評な「ハリセン・ス」

ノベルティグッズとして好評な「ハリセン・ス」

プリペイドカード印刷を主軸に、時代の変化に対応した事業展開

電気を通すことで光る販促POPは、今夏から全国展開。点滅させれば店頭で目を引き広告効果はおおきい

電気を通すことで光る販促POPは、今夏から全国展開。点滅させれば店頭で目を引き広告効果は大きい

北海道磁気印刷 株式会社は、テレホンカードの利用が急速に拡大していた平成元年(1989年)にいち早くプリペイドカード印刷の専門会社として設立され、温度変化で絵が 変わるカード等の製品で話題を集めた。プリペイドカードの市場が成熟した現在、一旦は数が増えた同業者が全国的に減り、専業は道内で数社となり、本州方面 からも受注している。最近では、コンビニなど身近な買い物で使えるクオ・カードがギフト需要を中心に増え、主軸となっている。
オフセット印刷部門では、多品種小ロット時代の到来を見越して、平成9年(1997年)北海道で最初のデジタル印刷機「クイックマスターDI」を導入 し、オンデマンド印刷に対応した。しかし、コピー機やプリンターの高機能化などにより、早くもその市場が縮小しつつあることから、現在は、自社で製作し自 ら販売できる製品の開発に力を入れている。
新しい企画を次々と打ち出し時代を先取りする体力は、経営方針を共有するベテラン社員を中心としたまとまりのよい社風によって支えられており、平成15年(2003年)にISO9001認証も取得した。

ユニークな製品開発で顧客の心をつかむ

小ロットに対応のオンデマンド印刷機

小ロットに対応のオンデマンド印刷機

この夏、ヒットしている同社のオリジナ ル製品「ハリセン・ス」は、各種イベントやキャンペーンで販促ツールとして評判になっている。紙製で、簡単に開いて扇子になるばかりでなく、閉じた状態で 手のひらに叩くとピシャっと音が出るため、スポーツ応援グッズとしても利用価値が高い。8年前にCD50枚を収納できる紙製パッケージに採用した紙折蛇腹 を応用し、紙の扇子を作って顧客に見せたところ、ハリセンのような音がおもしろいと好評だったため、昨年6月に製品化し、特許出願中である。またこの製品 は、第7回北のペーパーデザインコンテストで最優秀賞・北海道経済産業局長賞を受賞している。
また、少ない消費電力で発光する最新の無機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)を利用した販促用POPは各方面で注目されている。東京の地下鉄駅売店で は、丸紅北海道支社を通じて10セットの試験運用を本年6月から開始するなど、本格的な導入に備えている他、丸紅では全国展開に向けて既に50セット以上 をサンプル出荷している。
こうした数々のオリジナル製品は、同社の営業開発ツールとしても力を発揮するのだが、単なるアイデア商品というわけではない。佐々木徹代表取締役は、「売れ筋を発見し自社に取り込むことであり、目利きの力が大事」と強調する。

企業データ
会社概要

設立/平成元年(1989年)1月
代表者/代表取締役 佐々木 徹
資本金/4,000万円
売上高/3億2千万円(平成18年12月期)
従業員数/16名

沿革

平成元年 昭和レーベル印刷工業(株)テレホンカード営業所から分社設立
平成8年 現在地に移転
平成9年 北海道初のデジタル印刷機「クイックマスターDI」導入
平成15年 ISO9001認証取得

取引先

北海道旅客鉄道(株)
(株)NTTドコモ北海道
(株)北海道観光物産興社 など

主要設備

デジタル印刷機  ハイデルベルグ社 2台
カード印刷機  3台

事業内容

・デジタルオフセット印刷
・プリペイドカード等の特殊印刷

(2007年7月取材)