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札幌の元気企業

株式会社ビーユー電研(『札幌の技術2005年情報・バイオ編』掲載)

代表取締役社長 岸 修二 氏

〒062-0042
札幌市豊平区福住2条9丁目14番30号
TEL(011)855-8001 FAX(011)855-8808
URL http://www.bu-denken.co.jp/(新しいウィンドウが開きます)
代表取締役社長 岸 修二さん

代表取締役社長 岸 修二さん




パチンコホールシステム開発のリーディングカンパニー
蓄積した技術・ノウハウをベースに全国展開を目指す

パソコンを採用した機器開発でホールシステム電子化の先駆者に

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 1兆8千億円ともいわれるパチンコ関連機器市場。その業界で、30年以上にわたり先進的な製品をつくり続けているのが株式会社ビーユー電研である。
 札幌のシステムハウスの草分けのひとつである同社は、まだアナログだったパチンコホールに、当時世に出たばかりの8ビットCPUを使用した応用機器を開発。道内ではもちろん、全国的にも先駆的な開発だった。同社は、これをひとつの基盤として事業を拡大。現在は、ホール業務を管理するホールコンピュータを中心に、補給設備や研磨機、呼出ランプ、セキュリティ機器など先進的な製品を開発・製造し、ホールの設計・施工からメンテナンスまでトータルなソリューションを実現。さらにゴルフ場向けのボール研磨装置も開発するなど、パチンコ業界を基盤として、アミューズメント業界全体のソリューション企業へ成長しようとしている。

ハード・ソフト両面に強み 試作品を携えプレゼンに臨む

 現在のホールコンピュータや周辺機器は、様々な技術の結晶となっており、ネットワーク技術、セキュリティ技術など、多様な技術要求に応えることが求められている。またソフトウェアもアプリケーションからファームウェアまでの技術が不可欠である。
 同社はそのようなハード・ソフト両面の技術を保有し、北海道で唯一自動制御の大型複合CNC旋盤(XYZ3軸)を導入。製品の試作においては、企画・設計・プロトタイプ製造を社内で一貫して行うことが可能で、スピーディに形になった試作品を手に、営業・プレゼンできることが同社の強みとなっている。
 メーカーとして上流工程を自社内に置くと同時に、製品の量産は社外に委託。低コスト・短納期を実現するために、海外の提携先もみずから開拓し、部品の製造や組立ては韓国や中国にも発注している。

ホール全体を統合するシステムで道外への展開を本格化

スパイラル方式 パチンコ玉研摩リフト装置

スパイラル方式 パチンコ玉研摩リフト装置

 同社は、道内で築いた納入実績と製品開発力をベースに、これまでのOEM、他社ブランドでの販売にとどまらず、「北海道で作ったモノを北海道から出したい」(岸社長)との思いで、東北・関東に営業所を開設し、メーカーとして本州に進出。道内で唯一の「遊技場自動補給装置工業組合」の組合員となり、自社製品の開発・販売に打って出ている。
 同社製品の優位性は、「統合力とコスト」にある。たとえば通常のホールでは、出玉の管理、呼び出しランプ、セキュリティシステムなどはそれぞれ別のメーカーから個別に購入するが、同社ではそれをひとつのシステムに統合して提供。コストを抑え、しかもオフィスのパソコンで一括管理が可能となった。さらに、新しい機能やアイデアを備えたシステムの開発も進め、本州市場での挑戦をつづけている。

【TOP INTERVIEW】
お客様の求めるものをカタチにする 企画力のある技術者集団

<<代表取締役社長 岸 修二さん>>
 私たちは、高い技術力を誇るよりも、お客様の意見を聞いてそれをカタチにすることに意義を感じています。当社のエンジニアは必ず現場へ足を運び、自分たちで企画・制作したものを、自分たちで設置しています。そこで見聞きするお客様の反応や意見が、次の企画力につながるのです。パチンコ業界は専門的な分野であり、コンピュータの世界も奥深いものがあります。そのすべてに精通することはできませんが、専門知識を持った人たちを集めてモノをつくることには自信があります。我々が求める知識と技術を持った企業があれば、国内外を問わず連携していきたいと思っています。

企業データ
会社概要

■創業/昭和48年(1973年)
■代表者/代表取締役社長 岸 修二
■資本金/3,000万円
■売上高/13億5,000万円(平成16年8月期)
■従業員数/37名(平成16年12月現在)
〈支店・営業所〉
■東北営業所
 〒982-0251
 仙台市太白区茂庭字人来田西51-2
 TEL(022)304-8022
 FAX(022)304-8023
■関東営業所
 〒348-0052
 埼玉県羽生市東6丁目6番地
 TEL(048)560-3160
 FAX(048)560-3162
■韓国連絡所
 大韓民国ソウル市江北區樊1洞470-1-101-305

沿革

□昭和49年 「有限会社ビックユニオン電子研究所」創立。パチンコ業界でのマイコン導入の先駆者として注目
□昭和59年 業界初の大当たり回数表示器「テンウオッチャー」を発表、全国販売
□昭和60年 社名を「株式会社ビーユー電研」に。ホール管理コンピュータINTORENCEの開発販売開始
□昭和61年 札幌初のプリント基板組立や、自動ハンダ付け装置設備を導入
□平成09年 岸修二が社長に就任

事業内容

1. アミューズメント・ソリューション
パチンコホール管理コンピュータシステム開発販等
2. マイクロプロセッサ応用製品の企画・設計・製造
マイコン(アナログ&デジタル)内蔵回路設計/各種ファームウェアの開発等
3. 樹脂三次元NC加工システムによる企画・設計・製造
4. ゴルフ・ソリューション
世界初のスパイラル方式による研磨リフト「ゴルフボールクリーンシステム」(特許取得)等
5. 輸入貿易・ソリューション造

主な製品

・ ホールコンピュータ:Inti(インティ)シリーズ
・ パチンコ店向け地下補給(PowerLine)システム
・ スパイラル方式パチンコ玉研磨リフト装置
・ スパイラル方式ゴルフ玉研磨リフト装置

(『札幌の技術2005年情報・バイオ編』掲載)