ホーム > 札幌の元気企業 > 50音別索引

札幌の元気企業

株式会社エィ・ダブリュ・ソフトウェア(『札幌の技術2005年情報・バイオ編』掲載)

取締役社長 生熊 良一 氏

〒004-0015
札幌市厚別区下野幌テクノパーク2丁目1番6号
TEL(011)898-2953 FAX(011)898-2954
URL http://www.aw-sw.co.jp/(新しいウィンドウが開きます)
main

カーナビ専門のソフトウェア会社として
国内外のメーカーに高度な製品を提供する

ソフトウェア開発に特化しアイシングループの一翼を担う

 トヨタ系自動車部品の大手メーカーとして連結売上高1兆6千億円を誇るアイシングループ。そのグループの一員であり、自動車用自動変速機(AT)とカーナビシステムの専門メーカーであるアイシン・エィ・ダブリュ(以下AW)がカーナビソフトの開発に特化したソフトウェア会社として100%出資で設立したのが、株式会社エィ・ダブリュ・ソフトウェアである。会社は、優秀な技術者と豊かな開発環境を求めて札幌を本社とし、その後、岡崎、名古屋、新札幌とオフィスを開設。将来を見すえた研究開発姿勢と製造現場の近くでスピーディに対応するフットワークのよさを兼ね備えている。同社が開発したソフトウェアはAWのカーナビに搭載され、トヨタ自動車をはじめとする世界の自動車メーカーの純正カーナビに使われるほか、オーディオメーカー各社にもOEM供給され、世界シェアトップクラスを誇る。

カーナビ用アプリケーションソフトと地図データベースの開発

 その世界級のカーナビのソフトウェア開発を一手に担っているのが同社のプライドである。
同社の事業の柱は大きく分けて二つ。ひとつはカーナビ用アプリケーションソフトの開発。地図表示や現在地認識、ルート検索、所要時間計算など内部処理ソフトのほか、交差点や高速分岐での進行方向指示・レーン案内、3D地図表示などユーザビリティに配慮した演出・機能の開発にも取り組んでいる。
もうひとつの柱となる地図データベースの開発では、ベースとなる地図に住所、電話番号、ランドマーク等のデータを付加し、各社のナビゲーションシステムへの実装・カスタマイズ等を手がけている。地図データベースの設計は日本のみならず北米・欧州・アジアなど世界各国へ広がっており、カーナビ以外にもさまざまな分野へ応用できると期待している。

ITSの将来を見すえ品質重視の組込開発技術を磨く

 現在、国土交通省を中心に進められているITS(高度道路交通システム)構想の第一に挙げられているのが「カーナビの高度化」。渋滞情報を表示するVICSを始め、目的地に関するサービス情報など各種コンテンツも整備されつつある。カーナビは、携帯電話や情報家電と同様に、組込みソフトウェアの技術力やコンテンツ開発力が問われ、近年その開発も大規模化してきている。そのために、手戻りやバグのない品質重視の開発とテストの体制が問われている。
同社では、技術・シェアともに世界トップクラスのカーナビを開発しているというマインドのもと、AWグループでの専用回線による連携体制を始め、オブジェクト指向の開発の導入、人材の流動化と活性化など、高品質な開発のための努力を進めている。

企業データ
会社概要

■設立/平成8年(1996年)12月
■代表者/取締役社長 生熊 良一
■資本金/2,000万円
■売上高/8億2,000万円(平成16年3月末実績)
■従業員数/84名(平成16年12月現在)
〈支店・営業所〉
■新札幌オフィス
〒004-0051
札幌市厚別区厚別中央1条6丁目3番1号 ホクノー新札幌ビル7F
■岡崎オフィス
〒444-8564
愛知県岡崎市岡町原山6番地18  アイシン・エィ・ダブリュ株式会社岡崎工場内
■名古屋オフィス
〒460-0002
愛知県名古屋市中区丸の内3丁目17番6号 ナカトウ丸の内ビル5F

沿革

□平成08年12月 札幌本社設立
□平成11年09月 岡崎オフィス開設
□平成14年10月 名古屋オフィス開設
□平成16年01月 新札幌オフィス開設

事業内容

カーナビゲーション用アプリケーション開発
・ 地図表示用ソフト、現在地認識ソフト、目的地探索ソフト
・ ルート計算用ソフト、道案内ソフト開発
・ 画像デジタル圧縮ソフト、音声デジタル圧縮ソフト
カーナビゲーション用地図データ開発
・ 日欧米デジタル地図の作製、ツールの開発
・ CD・DVD・HDへのデータ格納ソフトの開発
・ カーナビDBコンテンツ開発

(『札幌の技術2005年情報・バイオ編』掲載)