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札幌の元気企業

株式会社 佐々木果樹園(2011年7月取材)

代表取締役 佐々木 一 氏

〒061-2301
札幌市南区定山渓832番地
TEL(011)-598-4050 FAX(011)-598-4051
URL http://www.sasaki-kajuen.jp(新しいウィンドウが開きます)

▲同社のいちご

四季折々の果実がいっぱい!豊かな自然がいっぱい!

株式会社佐々木果樹園は、定山渓温泉街を過ぎて国道230号線から豊平峡ダムに向う道路に入り、そこから案内板に沿って1.5km程の林中にある。

この地は、1992年(平成4年)に現社長の父親(現会長)が、景観が良く果実を栽培するに適した場所として求めたものだが、元々は農地として耕作されていた土地であった。園内には、50~60年を経たサクランボの大木が残っており、寒暖の差が大きいことから果実作りには格好の場所と言えた。

この場所に本格的な果樹園を作り、四季折々の果実を提供して広く市民に利用してもらおうとの構想で耕地を拡大すると共に栽培する果実の種類を増やし、現在約10万坪(東京ドームの約7倍)に及ぶ札幌近郊では最大の果樹園となっている。なお、この間1998年(平成10年)には法人化している。

栽培している果実は、いちご・さくらんぼ・プルーン・りんご・なし・プラム・ぶどう等であるが、それぞれ様々な種類を扱い全体では約70種類に達している。いちご・さくらんぼは、ビニールハウスを完備しており、天候に左右されることなく果物狩りを楽しむ事ができる。更に園内には釣堀コーナーがあり、やまべ・にじます・ドナルドソン・銀サケ・イワナ・オショロコマ・鯉などがおり、釣った魚を焼いて食べることもできる食事コーナーも整えられている。

また、大自然が豊富な同社果樹園では、クマゲラやアカゲラやテンなど、北海道ならではのめずらしい生き物にも出会うことができる。

サクランボ3 黄色サクランボ

▲佐藤錦                             ▲月山錦

様々な取り組み

同社は、新しい果樹園のスタイルとして、様々な取り組みを行っている。その一つに自然と触れ合うプログラムとして「体験学習」を行っている。児童、学生向けの果物の肥料まき・苗作り・花粉付け・剪定・収穫等を実施し、豊かな人格育成や食に対する安全・安心の取組への意識の向上等を学ぶことができる。特に農作業は、子供達にたくさんの”きっかけ”を与えている。からだ全体を通して知性・感性に働きかけ、それぞれの世界を広げてもらおうとの試みだ。農業には、人が生きていくために必要なさまざな要素があり、それらが互いに結びついて子供たちには総合的な「生きる力」を育んでもらいたいと同社では考えている。

その他に、同園では下の写真のとおり、ピザ窯で手作りピザ体験も楽しむことができる。また、ダッチオーブンを使ったローストビーフ&チキン作り体験など簡単にアウトドアを楽しめるようなプログラムもある。

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今後について ~通年雇用に向けて~

同社は、従業員の通年雇用について積極的に考えている。現在では一部の従業員を除いて季節雇用になっているのが現状である。どうしても冬季間作業がなくなり季節雇用となり安心して働ける環境が整えきれていない。そこで、果樹園で収穫した果物を原材料にして加工製品をつくることで、通年雇用を図ろうと考えている。現在ジュースやジャムを作っているが、更にスイーツ系の新しい加工製品作りに取り組んでいる。

加工製品の開発を行うにあたり大切にしているのは「生の果実のおいしさを知って欲しい」という思いである。このため、商品開発に協力してくれる企業を求めると共に物産展等へ出店することでニーズを探る等積極的な姿勢であり、定山渓の地域の活性化にもつながる商品開発に日々奮闘している企業である。

ドリンク ジャム

▲山ぶどうジュース                    ▲ぶどうとさくらんほのジャム

企業データ
◆会社概要

創業/1992年(平成4年)

設立/1998年(平成10年)7月 法人化

代表者/代表取締役 佐々木 一

資本金/2,000万円

従業員数/20人(2011年7月現在)

◆沿革

1992年 11月   創業

1998年  7月 法人化

2011年    現在に至る

◆主な仕入先

株式会社ばんけいリサイクルセンター

ジョイフルエーケー大曲店

◆主な販売先

札幌市内 各デイサービス

一般消費者

(2011年7月取材)