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札幌の元気企業

エコモット株式会社(2012年10月取材)

代表取締役社長 入澤 拓也 氏

〒060-0031
北海道札幌市中央区北一条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル 1階
TEL:011-558-6600 FAX:011-558-6603
お客様相談窓口TEL:0120-973-289
URL http://www.ecomott.co.jp/(新しいウィンドウが開きます)

本社ビル

創業

エコモット株式会社はモバイルコンテンツの開発などを手掛けていた同社長が「もっとお客様と近い距離で仕事をしたい」ということで、2007年2月に創業し、同年8月には、さっぽろベンチャー支援事業の認定を受けた。創業時、インターネットが社会のインフラとなってきており、その中でITをツール(道具)として、社会問題にどう生かすか?という考えをテーマに事業を拡大していったのである。

同社は、モバイルネットワークを使った通信機器を作り、それを操作するサーバーなども作り、一気通貫してソリューションを提供する会社でもあり、メーカーでもある。この業界でなかなか一気通貫で行っている企業は数多くない。物だけ作る企業はたくさんあるが、サーバーまでやっているところはあまり多くはない。

2007年2月に創業し、同年の10月にロードヒーティングの遠隔監視システムをプレスリリースし、ある新聞社に取り上げられ問い合わせが増えていき、特にマンションを軸に営業をかけ実績を作っていったのである。他のメーカーでも当時、電話回線を使ったり、インターネットを使ったり有線のロードヒーティング遠隔監視システムはあったが、同社はモバイル回線を使うので通信線を引く必要もなく通信回線に携帯電話を使用したのが大変ヒットし、現在の同社の経営基盤となっている。

事業内容について

同社の主な事業は、

・建設現場の見える化サービス「現場ロイド」の企画・販売・保守や遠隔監視カメラサービス「ミルモット」の開発・販売・保守

・ロードヒーティング遠隔監視代行サービス「ゆりもっと」の企画・販売

・Android OSベースの各種遠隔監視・遠隔制御ソリューションの企画・開発・販売・保守

などが中心で、その他にインターネットを使った事業を展開しているのである。

特に「ミルモット」は、ソーラーパネルとモバイル通信を使うことで、設置に配線を必要としないカメラ情報システムのことである。定刻撮影や動画によるリアルタイム監視、暗視撮影、ズームやパンチルト(カメラの首振り)など、用途に応じた機能を提供しているのである。電源設備や通信設備を必要としないので、建設現場の安全管理や進捗記録、農場での食の安全PRなど、様々な現場で活用されている。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録済みなので、技術提案や現場の創意工夫に利用した施工業者の評価点アップにも役立つのである。

また「ゆりもっと」は、ロードヒーティングを遠隔制御して、燃費の無駄を削減するシステムである。カメラで雪の状況を確認し、必要なときだけボイラー操作することで、導入前と比較して燃費を約半分に抑えることができるのである。シーズン中は同社の監視センターが24時間体制で雪の状況を判断し、足元の安全と燃費削減の両立を図っている。その先進性や環境効果が認められ、多数の賞を受賞しているのである。

同社はユビキタス※社会のリーディングカンパニーとして、誰もがやったことの無い事に取り組み、お客と共に考え、そして喜びあい、新しい常識を創って行く企業である。

ミルモット ゆりもっと

▲ミルモット(エコモバイル定点カメラ情報サービス)   ▲ゆりもっと(ロードヒーティング省エネ運転監視代行サービス)

今後について~M2Mの可能性~

「現在、地球温暖化による環境問題や人口減による少子高齢化問題など、我々は様々な社会問題と直面しており、この問題は誰かが解決してくれるわけではありません。当社が自ら主体となって取り組んでいかなくてはならない問題なのです。」と社長は言う。さらに現在急速に動いている、Machine to Machine(M2M)※の市場において、今後あらゆるモノが通信でつながる時代がくるなかで、同社は、モバイルインターネットを中心としたソリューションを提供し、世の中のインフラとして機能し、M2Mのリーディングカンパニーを目指しているのである。同社の商品・サービスは、モバイル技術によって実現し、環境にもやさしい無線通信ならではの付加価値をお客様に提供していく企業として今後も注目していきたい。

ジオスコープ おんどロイド

▲ジオスコープ(遠隔監視システム)       ▲おんどロイド(温度24時間遠隔監視システム)

※ユキビタス(Ubiquitous) とは、「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインターフェース、環境、技術のことである。

※Machine to Machine(M2M)とは、コンピューターネットワークに繋がれた機械同士が人間を介在せずに相互に情報交換し、自動的に最適な制御が行われるシステムを指す。

◆会社概要

創業/平成19年(2007年) 2月

代表者/代表取締役社長 入澤 拓也

資本金/ 52,500,000  円

従業員数/40人(2012年12月現在)

◆沿革

2007年 財団法人 さっぽろ産業振興財団 さっぽろベンチャー支援事業認定

2008年 モバイルコンピューティング推進コンソーシアム MCPC Award・モバイル中小企業賞 受賞

2008年 特許庁 特許「融雪装置遠隔制御システム」(第4104635号)取得

2008年 北海道経済部 「北海道新技術・新製品開発賞」特別賞 受賞

2009年 社団法人発明協会 「北海道地方発明表彰」中小企業庁長官奨励賞および実施功績賞 受賞

2009年 札幌商工会議所 創業者助成制度優秀創業賞 受賞

2009年 札幌商工会議所 北のブランド認定

2010年 経済産業省北海道経済産業局 「北国の省エネ・新エネ大賞」開発・製造部門大賞 受賞

2011年 モバイルコンピューティング推進コンソーシアム MCPC Award・特別賞 受賞

◆取引先

KDDI株式会社

株式会社アクティオ

エムエムエスマンションマネージメントサービス株式会社

鹿島建設株式会社

コミュニティワン株式会社

しなねん商事株式会社

住友不動産建物サービス株式会社

積水ハウス株式会社

積和不動産株式会社

株式会社仙台銘板

株式会社大京アステージ

株式会社ダイワサービス

大和ハウス工業株式会社

大和リビング株式会社

株式会社テスク

株式会社東急コミュニティー

日本ハウズイング株式会社

株式会社ネクステップ

株式会社ビッグサービス

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(2012年10月取材)