ホーム > 札幌の元気企業 > 50音別索引

札幌の元気企業

株式会社 北国生活社(2013年7月取材)

代表取締役 内藤大輔 氏

代表取締役 内藤 大輔 氏
〒063-0061
札幌市西区西町北6丁目1-1 ユニビル2階
TEL:011-887-7970 / FAX:011-887-7971
URL http://www.nlife.jp/(新しいウィンドウが開きます)
集合写真

北国生活社一同

創業の経緯

 同社代表の内藤社長は、昭和40年代に消滅した北海道の亜麻栽培を復活させようと、10年ほど前から亜麻の栽培事業に着手し、健康食品や美容商品など亜麻の機能性を活用した商品開発に取り組んできた。そこで作り上げた商品の販売会社として、平成19年に株式会社北国生活社を創業した。主に北海道産のサプリ、コスメ、原材料の販売を行っているが、商品の販売のみならず、新商品開発のアシストやサポートなども手掛けている。
 北海道は雪が多く寒い。しかし北海道は生きていく上でのデメリットとなる寒さがあるからこそ、北海道を生きる人々はさまざまな工夫をし、寒いことで培われてきた生活の知恵や文化がある。内藤社長は、そういった工夫や生活の知恵などを大事に思い、それを外に発信していく企業になりたいという強い思いから北国生活社と名付けた。

道内バイオ企業の第2営業部、そして道産の商品、原料を求める方の北海道駐在員として

 北海道には多種の1次産品があり、その機能性を活用した商品開発を行っているバイオベンチャー企業がたくさんある。創業当時、バイオ関連の勉強会やセミナーに参加し、そういった他のバイオベンチャー企業を営む仲間と交流を持つ中で、共通したある悩みが浮き彫りになってきた。北海道、札幌市には様々な助成制度があり、研究や商品開発などを行い良い商品は出来上がるものの、なかなか販売展開が難しい、という問題だ。北海道という日本の北端に位置していることからも、バラバラと営業を行うよりも、誰かがまとめて色々な企業の商品をPR・販売する商社機能が求められていた。仲間のバイオ企業数社からの強い要請により同社がその役を担うことになり、彼らの商品であるサプリ、コスメ、原料等をワンストップで取り扱うこととなった。それが現在同社のメイン事業となっている。仲間である道内バイオ企業の第2営業部という立ち位置のもと、首都圏や関西方面に精力的に事業展開している同社だが、ただ販売するだけではない。商品を卸したその先が販売しやすいよう、商品の安心・安全性やそのストーリー、商品が出来上がる文化的背景などを集め、商品の周辺の物語やその物語を説明するときに必要なコンテンツ類を合せて提供している。取引先が求めるものを相手の立場に立って考え提供していくことで、信頼感を得てまた次へと繋がりをみせている。同社は、北海道バイオ企業の第2営業部を、そして北海道産の良質な商品、原料を求める道外企業の北海道駐在員の役割を担っている。

▼展示会出展ブースの様子            ▼クラフトスタジオ展示棚
出展ブース    クラフトスタジオ展示棚

キーワードは『仲間』

 同社の何よりの強みは仲間に恵まれていることだ。お互いに信頼しあい、よい関係を築いている仕入元から北海道産の様々な商品や原料が集まっているため、仕入元との距離が非常に近い。そのため、取扱う商品の中身についてもしっかりと把握している。北海道の原料を使った商品開発の相談を受けた際には、その企画にただ必要な材料を提供するだけでなく、そこにもう1つこれを足せばこうなる。足りなければこんな加工工場がある。1次産品から新しい原料を作って足すこともできる。そんな1つ上の企画提案をすることが可能だ。そういった提案などが出来るのも、北海道にきちんと足場が出来上がっているからである。
 内藤社長は語る。「1つの商品を作って販売するという流れの中、原料の栽培や抽出、企画や研究、流通など様々な人との関わりが生まれ、北海道内にそういった色々なネットワークが出来ています。例えるなら、ジグソーパズルのピースはたくさんあり、それを組み立てるアレンジメントが僕達の仕事だと思います。欠けたピースがあるなら出来る人を探したり、僕達が担うことで、ビジネスに仕立て上げていきます。それが出来るのは、北海道内にそういった沢山の仲間がいるおかげだと思います。仕入先も売り先も、本当にいい人たちに恵まれている。だからこそいい仕事が出来ていると思います」

図 

今後に向けて

 「北海道にはまだまだ面白いことをやっている企業や人たちがたくさんいるので、こういったネットワークをもっと広げると北海道はこの分野で1枚岩になれると思います。これからは1社1社ではなく、チームを組んで仕事をする時代じゃないかと思います。今それが出来かけているので、もっと連携を深めて1枚岩で勝負できるようになると思いますので、その時に僕達になにができるのかと考えてます」そう熱い思いを語る内藤社長率いる同社では、今後を見据え海外市場での展開に力を入れ、まずはアジア圏での販路を作りあげている最中だ。同社が販路を作ることで、北海道の底上げをしていきたいと考えている。たくさんの仲間とのネットワークを生かし、新たな展開を目指す同社に今後も注目したい。

亜麻畑

亜麻畑

企業データ
◆会社概要

■創業/2007年3月
■設立/2007年3月
■代表者/代表取締役 内藤 大輔
■資本金/2,500万円
■従業員数/6名

◆沿革

2007年3月   株式会社 北国生活社設立

◆取引先

有限会社 亜麻公社
日本タブレット株式会社
丸共バイオフーズ株式会社
株式会社スリービー
株式会社カリス成城

(2013年7月取材)