北海道で戦後初の日本酒の酒造会社を上川町に新設、日本酒として高い評価を得た。さらに、同町内で酒造りの他にチーズ工房やホテル経営などを担い、町内の活性化に寄与。道内他地域でも、帯広では帯広畜産大学と連携、函館では函館高専と連携し、創業から5年で3つの新たな酒蔵を創設した。「大雪山系の雪解け水」という地域の強みを活かした製品作りを通し、町内でしか入手できない限定商品を造るなど地域の交流人口・関係人口の創出に寄与。また上川町以外でも拠点を作って各地域における人材育成・産業振興ならびに北海道経済・産業の発展を図っている。
造られる日本酒は各種鑑評会で高い評価を得る一方、上川町の他、帯広市・函館市でも地域の学術機関と連携して酒蔵を創設。更にオホーツク地域でも産学官連携した酒蔵を計画、ワイン造りが盛んな余市では産廃として課題だったブドウの搾りかすからブランデーを製造する計画を立てている。
そんな緑丘工房株式会社様の活動における創意工夫・熱意・手法やご苦労を、代表取締役社長である塚原様に語っていただきます。

≪開催要領≫
【日時】2023年8月31日(木) 13:30~14:30
【定員】100名
【参加料】JMA会員社:無料、一般:2,200円(税込み)
【実施方法】Zoomによるオンライン方式
【Speaker】緑丘工房株式会社 代表取締役社長 塚原敏夫氏
1967年 札幌市生まれ、小学校から高校まで札幌で育ち、1990年に小樽商科大学を卒業。野村証券、外資系金融機関、HABA、リクルートエグゼクティブエージェントを経て、2012年から現在、北海道出身のフレンチの巨匠・三國清三(みくにきよみ)シェフとともに、北海道上川町と東京国立近代美術館でレストランMIKUNIを経営(代表取締役)している。2017年に上川町に上川大雪酒造(株)『緑丘蔵』を設立し代表取締役社長、2020年に十勝 帯広畜産大学キャンパス内に酒蔵『碧雲蔵』を創設、2021年に函館市 旧亀尾小中学校跡地に酒蔵『函館五稜乃蔵』を創設している。

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第15回 日本マーケティング大賞・各受賞プロジェクトのご紹介
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投稿者:公益社団法人日本マーケティング協会 北海道支部